近年、美術学院の特聘教授である李見深を代表とする一行は、中国の陶芸家および芸術系の留学生とともに、日本の著名な陶磁器産地である有田、備前、信楽、常滑を訪れ、古窯跡の調査や陶芸家のアトリエ視察など、「日中陶磁器芸術交流」シリーズの活動を展開した。その結果、景徳鎮陶瓷大学による「唐英磁坊」文化芸術交流プロジェクトを日本・有田に設立するという初期的な意向が形成された。また、有田町政府や佐賀大学などとの間で、日中両国の芸術家間の交流強化や、美術学院との産学連携の推進に関する初歩的な協力の意向も確認された。

